こんにちは
まひろです
ここ最近、「残業キャンセル界隈」という言葉がSNSで
話題になっているのを知っていますか?
これは、仕事を定時までに終わらせて
予定していた残業をキャンセルして帰ることを
積極的に楽しむ人たちのことを指します
「残業は当たり前」「サービス残業は美徳」といった古い働き方から脱却し
自分の時間を大切にしようという新しい価値観が背景にあります
なぜ残業キャンセルが注目されているの?

この動きが注目されているのには、いくつかの理由があります。
1. ワークライフバランスの重視 若い世代を中心に、仕事のためだけに人生を犠牲にするのではなく、プライベートも充実させたいという価値観が広がっています。残業を減らすことで、趣味や家族、友人との時間を確保できます。
2. 生産性の向上 「どうせ残業するから」とだらだらと仕事をするのではなく、「定時までに終わらせる」という意識を持つことで、かえって集中力が高まり、生産性が向上するという考え方です。効率的に仕事を進めるスキルも磨かれます。
3. 精神的・身体的な健康 長時間労働は、心身の健康を損なう原因になります。残業をしないことで、十分な休息が取れ、ストレス軽減にもつながります。
残業キャンセルを実践するには?

残業を減らしたいけれど、どうしたらいいかわからないという人もいるかもしれません。以下にいくつかのヒントを紹介します。
1. 計画を立てる その日のうちに終わらせるべきタスクを明確にし、優先順位をつけましょう。ポモドーロ・テクニック(25分集中して5分休憩を繰り返す方法)なども有効です。
2. 周囲に伝える 一人でこっそり始めるのではなく、「今日は定時に帰ります」と周囲に伝えることで、自分の意識も高まりますし、協力も得やすくなります。ただし、業務に支障をきたさないように、事前に上司や同僚とコミュニケーションを取ることが大切です。
3. 断る勇気を持つ 急な依頼や、本当に必要なのかわからない会議など、無駄なタスクはきっぱりと断ることも重要です。「なぜそれが必要なのか」を冷静に問い直し、自分の時間を守りましょう。
残業キャンセルは単なる「サボり」じゃない

「定時で帰るなんて、仕事をサボっているんじゃないか?」と批判的な声もあります。しかし、残業キャンセル界隈が目指しているのは、決してサボることではありません。
与えられた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮し、仕事の質を落とさずに効率よく働くこと。そして、その結果生まれた時間を、自分自身の成長や豊かな人生のために使うこと。
こうした前向きな姿勢は、企業にとっても社員のエンゲージメント向上や離職率低下につながる可能性があります。
あなたも「残業キャンセル界隈」の考え方を、日々の仕事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
コメント